衣裳の仕事Works
- part2
- ワークフロー＜オリジナル衣裳製作＞
オリジナルデザインの衣裳を新たに作ることは、私たちの大きな柱。テーマパークの衣裳を例に製作の流れを説明します。テーマパークの衣裳は、非日常を演出できるセンスと激しい動きに耐えられる技術力が求められます。舞台演劇でも、プランナーによるデザイン画をもとに衣裳を製作することが多くあります。
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- step1 打ち合わせ（デザイン画を基に）
- デザイナーから直接依頼されることが多く、そのときにイメージを詳しく聞きます。ショーやパレードの内容、役者やダンサーにどんな動きがあるのかを、しっかりつかむことが必須。スタッフで作業工程を話し合い、納期までの手順を決定します。
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- step2 生地選び
- 生地選びは衣装作りの要。色や質感、機能性を吟味し慎重に選びます。デザイン画に見本生地が添付されることも多く、デザイナーのイメージを尊重します。ときには生地の染め作業から発注します。国内外の時代考証、意匠に関する知識が、必要な場合もあります。
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- step3 採寸
- 衣裳は、配役されたダンサーや役者に合わせた専用です。各自の体型にきちんとフィットするよう、ていねいに採寸します。動きやすくかつ美しく見えるように、仕上がりをイメージして作業をします。
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- step4 製作
- 和裁室と洋裁室で、縫製のプロフェッショナルが担当。工房やメーカーと協力して作る場合もありますが、ビーズ、小物など装飾品の飾り付けや細部の調整は社内で行います。
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- step5 フィッティング
- テーマパークへ衣裳を携えて出向きフィッティング。サイズが合っているかどうかを細かく確認し、役者やダンサーも動きやすさを入念にチェックします。サイズ直しが必要な場合は、修正する寸法をその場ではかり社内に持ち帰って作業をします。
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- step6 ドレスリハーサル
- 役者やダンサーが衣裳を着て、本番通りにショーやパレードを行います。激しいアクションやダンスをしても大丈夫か、最終的にチェック。 簡単な直し作業はその場で行い、大きな直しがある場合は持ち帰ります。
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- step7 直し→初日・完成
- ドレスリハーサルで不具合があった部分を直し、初日に間に合うよう持っていきます。原則として本番付きはありませんが、観客と一緒にショーやパレードを見て衣裳の状況を確認します。
